2019.01.12

譜読みのコツ②~和音にマークをつけよう~

譜読みがなかなか進まない・・・
音読みが速くならない・・・

そんなお悩み、よく聞きますが、
実は譜読みには様々な方法があるのです。

ちょっとしたコツです✨

このコツを知っているだけで、
難しそうな譜読みも簡単に
出来ちゃうことがあるんです!

前回のコツは
~音の方向を見よう~でした。



今回は・・・

~和音にマークをつけよう~

ピアノの生徒さんのMちゃん(年長)は
きらきら星を練習中です。

画像、上がいま弾いているきらきら星の楽譜。

そして、画像下は、きらきら星に出てくる
左手の伴奏を和音にして、
Mちゃんに書いてもらったもの。

それから、和音には”わおんのマーク”
をつけてもらいました。

”わおんのマーク”とは、
曲に出てくる和音の記号。
左手などの伴奏によく出てくる和音を
ピックアップしてそれぞれにマークを
つけています♪

Mちゃんの場合

”ドミソ”の和音⇒ダイヤ
”ドファラ”の和音⇒雪だるま
”シレソ”の和音⇒うさぎ
”シファソ”の和音⇒ハート

という具合で、Mちゃんにマークを
決めてもらいました。
(マークはそれぞれ生徒さんに考えて
もらっているので、みなさんバラバラです。)

このようなマークをつけることによって、
使われている和音が一目で分かるようになります。

初心者さん向けの楽譜に出てくる、
左手の伴奏は、だいたい同じような和音が
使われています。
しかし、ただ弾いているだけだと
意外と気付かないもの。

実際に、Mちゃんも同じ和音が出てきている
ことに全く気付いていませんでしたが、
この”わおんのマーク”のおかげで
どことどこが同じ和音か、気付けました。

マークを付けることで、同じ和音が使われている
ことが分かりますし、どんな和音が
曲に使われているか分かれば、
ぐんと譜読みが速くなりますね!

その上、基本の和音を覚えてしまえば、
簡単なメロデイー(童謡など)の伴奏も
できるようになってしまいます✨

譜読みが速くなり、伴奏付けも出来てしまう
なんて一石二鳥。
そして、和声感や調性感も養えるので、
とても大切なのです。

左手の伴奏や和音に戸惑っているときは、
この”わおんのマーク”を使ってみてくださいね♪