2019.01.23

ピアノ豆知識⑥~右のペダル~

ピアノをもっと知りたい方向け!

ピアノ豆知識シリーズ、第6弾は・・・


ペダルについて


ピアノの足元にあるものがペダルですね。
弾きながら足で踏むと音が変化します。

では、一般的なピアノのペダルの
数って何本でしょう?



正解は
3本

この3本のペダルにはそれぞれ違う機能があります。

今日はこの3本のうち、皆さまお馴染みの
一番右のペダルについてです。

この”右のペダル”にはちゃんと名前がついており、
”ダンパーペダル”と言います(”ラウドペダル”とも言うそうです)。
ペダルの中で一番よく使われるペダルで、ペダルを踏んで、
鍵盤を押すと、鍵盤から手を離しても音が
伸びたままになります。

それで、前回の~”ダンパー”って?!~をご覧になった方は
お気づきかもしれませんが、名前に同じ
”ダンパー”がついてるんですね。

そう、ダンパーペダルは、あのダンパーと
関連が大ありなのです✨
(ダンパーが分からない方は前の記事
読んでください♪)

実は、ダンパーペダルを踏むとダンパーが動くような
仕組みになっています。
ペダルを踏むとダンパーが上に上がり、そうすると
音が長く伸びるのです♪
(少し分かりにくいですが、画像の2枚目、3枚目を
見比べてみてください。)

では、なぜ、ダンパーが上がると
音が伸びるのか・・・

ダンパーは弦の震えを抑えて、消音の役割を
果たしているわけですが、ダンパーペダルを
踏むことによって、弦からダンパーをずっと離し、
ダンパーが弦の震えを止めないようにしているため、
ダンパーペダルを踏むと、音が伸びるわけです✨

音をガンガン伸ばしてくれるダンパーペダルのお陰で、
ピアノの表現力はかなり広がります。
ピアノにとってはなくてはならない存在なのです!

逆に、ダンパーがないとピアノはずっとダンパーペダル
を踏みっぱなしのようになってしまうのかもしれません。

次回はピアノの誕生についてです♪



<ピアノ豆知識シリーズ>
①~鍵盤の数~
②~音が出るしくみ~
③~弦~
④~弦の張力~
⑤~”ダンパー”って?!~