2019.01.24
ピアノ豆知識⑦~ピアノはいつできたの?~
ピアノをもっと知りたい方向け!
ピアノ豆知識シリーズ、第7弾は・・・
ピアノの誕生について
今や”楽器の王様”と言われるピアノ。
1つの楽器なのにバラエティー豊かな音色、
そして小さな音から大きな音まで出せるところが
そう言われる所以の1つだと思います✨
そんなオールマイティなピアノが
いつ誕生したか、ひも解いていきます♪
では最初に、クイズ!
Q.かの有名な音楽家・J.S.バッハ
が生まれた時、
ピアノはもう誕生していたでしょうか?
それともまだなかった??
ヒントは、バッハの生まれた年は
1685年です。
↓
↓
↓
A.まだピアノは誕生していませんでした。
ピアノの原型が誕生したのは1709年頃。
イタリアの楽器職人・クリストフォリが開発しました。
バルトロメオ・クリストフォリ(1655~1731)
はフィレンツェのメディチ家に仕えた楽器製作家。
[Wikipediaより]
ピアノができたのはバッハが20代中頃のとき。
ちなみに、私はバッハが生まれた時
からすでにあると思ってたので、
(だってバッハはピアノの曲沢山あるので)
もっと前からあると思い込んでいました。
バッハの時代の人々が弾いていた
鍵盤がついている楽器(鍵盤楽器)は
”チェンバロ”など。
(他にもありますが今回は省略します)
チェンバロとは
ピアノの前進の鍵盤楽器。
ざっくり、分かりやすく説明すると、
自動車がピアノで、チェンバロが馬車。
(画像のチェンバロはドイツの楽器博物館で撮ったもの。
今のピアノよりひとまわり小さく、鍵盤が2段で白黒が逆。)
では、ピアノとチェンバロ
との大きな違いは?
それはズバリ、音の大きさ!
チェンバロは音量があまり変わらず、
大きな音が出ないうえに、音色の変化もつけにくい楽器。
(チェンバロも魅力的な楽器です)
それに不満を持ったクリストフォリは音量が自在に変わるチェンバロが
出来ないものか、考えたのでしょう。
そして、
大きな音も小さな音も出るしくみを発明
しました✨
チェンバロは弦をはじいて音を出す
のに対して、
ピアノは弦を叩いて音を出します。
(ピアノの音の出るしくみはこちらを参照)
クリストフォリはこのしくみを備え付けた
チェンバロに
「クラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ」
という名前を付けました。
意味は”大きな音から小さな音まで出るチェンバロ”。
今日、”ピアノ”と呼ばれるのはこの名称を省略していたんですね♪
画像2枚目が当時のピアノ。(お借りしました)
クリストフォリによって作られたピアノの原型の楽器は
その後、音量や音色の変化、音域など
楽器としての性能を高めるために
改良に改良を重ね、今日のピアノの形になりました。
ピアノの魅力の音色の変化にはクリストフォリの発明した
メカニズムがなくてはならなかったんですね✨
<ピアノ豆知識シリーズ>
①~鍵盤の数~
②~音の出るしくみ~
③~弦~
④~弦の張力~
⑤~”ダンパー”って?!~
⑥~右のペダル~
ピアノ豆知識シリーズ、第7弾は・・・
ピアノの誕生について
今や”楽器の王様”と言われるピアノ。
1つの楽器なのにバラエティー豊かな音色、
そして小さな音から大きな音まで出せるところが
そう言われる所以の1つだと思います✨
そんなオールマイティなピアノが
いつ誕生したか、ひも解いていきます♪
では最初に、クイズ!
Q.かの有名な音楽家・J.S.バッハ
が生まれた時、
ピアノはもう誕生していたでしょうか?
それともまだなかった??
ヒントは、バッハの生まれた年は
1685年です。
↓
↓
↓
A.まだピアノは誕生していませんでした。
ピアノの原型が誕生したのは1709年頃。
イタリアの楽器職人・クリストフォリが開発しました。
バルトロメオ・クリストフォリ(1655~1731)
はフィレンツェのメディチ家に仕えた楽器製作家。
[Wikipediaより]
ピアノができたのはバッハが20代中頃のとき。
ちなみに、私はバッハが生まれた時
からすでにあると思ってたので、
(だってバッハはピアノの曲沢山あるので)
もっと前からあると思い込んでいました。
バッハの時代の人々が弾いていた
鍵盤がついている楽器(鍵盤楽器)は
”チェンバロ”など。
(他にもありますが今回は省略します)
チェンバロとは
ピアノの前進の鍵盤楽器。
ざっくり、分かりやすく説明すると、
自動車がピアノで、チェンバロが馬車。
(画像のチェンバロはドイツの楽器博物館で撮ったもの。
今のピアノよりひとまわり小さく、鍵盤が2段で白黒が逆。)
では、ピアノとチェンバロ
との大きな違いは?
それはズバリ、音の大きさ!
チェンバロは音量があまり変わらず、
大きな音が出ないうえに、音色の変化もつけにくい楽器。
(チェンバロも魅力的な楽器です)
それに不満を持ったクリストフォリは音量が自在に変わるチェンバロが
出来ないものか、考えたのでしょう。
そして、
大きな音も小さな音も出るしくみを発明
しました✨
チェンバロは弦をはじいて音を出す
のに対して、
ピアノは弦を叩いて音を出します。
(ピアノの音の出るしくみはこちらを参照)
クリストフォリはこのしくみを備え付けた
チェンバロに
「クラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ」
という名前を付けました。
意味は”大きな音から小さな音まで出るチェンバロ”。
今日、”ピアノ”と呼ばれるのはこの名称を省略していたんですね♪
画像2枚目が当時のピアノ。(お借りしました)
クリストフォリによって作られたピアノの原型の楽器は
その後、音量や音色の変化、音域など
楽器としての性能を高めるために
改良に改良を重ね、今日のピアノの形になりました。
ピアノの魅力の音色の変化にはクリストフォリの発明した
メカニズムがなくてはならなかったんですね✨
<ピアノ豆知識シリーズ>
①~鍵盤の数~
②~音の出るしくみ~
③~弦~
④~弦の張力~
⑤~”ダンパー”って?!~
⑥~右のペダル~